“読書のアニマシオンってなあに?”
【終了】ご参加ありがとうございました。子どもたちを読書に誘う催しの一つとして「読書のアニマシオン」があります。でも、実際に体験した人はそう多くはないでしょう。今年の児図研きんき「夏の学習会」では、フランスのアニマシオンについて造詣の深い辻由美氏と、読書のアニマシオンの実践を広く行っている佐藤凉子氏のお二人を講師にお招きします。「アニマシオンとは?」から始まる理論と「どんなものなの?」という問いへの答えに、さまざまな実践を交えた内容を予定しています。実際に聞いて、見て、学ぶ学習会にぜひ参加し、日常の図書館活動に役立つ考え方やヒントをたくさんお持ち帰りください。
日時:2012年8月6日(月)午前10時~午後4時(予定)
場所:阿倍野市民学習センター 講堂
(大阪市阿倍野区阿倍野筋3-10-1-300 あべのベルタ3階)
定員:150名(事前申込・先着順)
参加費:1000円(午前・午後の部)どちらかの参加でも可。
午前の部のみ 午前10時から12時 800円
午後の部のみ 午後 1時 から4時 800円
締切:7月31日(火)必着
講師に辻由美氏と佐藤凉子氏をお迎えし、「アニマシオン」についてご講義いただきます。午前の部では、辻氏にアニマシオンの歴史と理論を、午後からは、佐藤氏によるアニマシオンの実践というスケジュールです。もちろん、質疑応答の時間も設ける予定です。
フランスでは公共図書館の催しすべてを「アニマシオン」と呼んでおり、内容は、「アニマシオン」という言葉のそもそもの発祥の地、フランスの公共図書館での理論と実践です。また、『フランスの公共図書館―60のアニマシオン』(教育史料出版会)をもとにお話されますので、参加される方はできるだけこの本を事前に読み、当日ご持参いただけるとより理解が深まります。
○辻 由美(つじ・ゆみ)氏 プロフィール
翻訳家・作家。1996年、『世界の翻訳家たち』(新評論)で、日本エッセイストクラブ賞受賞。著書に『翻訳史のプロムナード』(1993年 みすず書房)、『図書館で遊ぼう』(1999年 講談社現代新書)、『読書教育-フランスの活気ある現場から』(2008年 みすず書房)、訳書にメイエール『中国女性の歴史』(1995年 白水社) のほか、昨年出版されたフランソワ・チェンの『ティエンイの物語』(みすず書房)などがある。図書館利用者の立場から、さまざまな図書館で講演活動をおこなっている。
○佐藤 凉子(さとう・りょうこ)氏 プロフィール
東京都・品川区で公共図書館長、児童センター館長などを勤め、児童の読書活動に長年携わってきた。元児童図書館研究会運営委員長。現在、子どもと読書のコーディネーター&ストーリーテラー、NPO法人・全日本語りネットワーク理事。明治大学等兼任講師。編著に『児童サービス論』(教育資料出版会)、『フランスの公共図書館60のアニマシオン』(同)解説、訳書に「ヒキガエルとんだ大冒険」シリーズ(評論社)、『五分間で語れるお話』(編書房)など。
☆申込方法
・はがきかメールで、氏名・住所・電話番号・所属をお知らせください。
・午前の部のみ・午後の部のみ・1日参加希望いずれかを、明記してください。特に指定がない場合は1日参加とします。
・テーマに関することで質問・相談などがあれば書き添えてください。
※定員を超えた場合のみ、お断りの連絡をいたします。
☆申込先
・ハガキの場合
〒576-0052 大阪府交野市私部2-29-1
交野市立図書館(青年の家図書室)内
児童図書館研究会近畿支部 あて
・メールの場合
jitokenkinki◆YAHOO.CO.JP (◆を@に置き換えて、大文字はすべて小文字にしてください)
※迷惑メール防止のため、件名に【夏の学習会申込】と明記してください。
チラシをごらんになりたいかたは⇒チラシ